〜発達障害について〜

発達障害とは?

発達障害は、生まれつきみられる
脳の働き方の違いにより、
幼児のうちから行動面や情緒面に
特徴がある状態です。
そのため、養育者が育児の悩みを抱えたり、
子どもが生きづらさを感じたりすることも
あります。
発達障害があっても、
本人や家族・周囲の人が特性に応じた
日常生活や学校・職場での過ごし方を
工夫することで、持っている力を
活かしやすくなったり、
日常生活の困難を
軽減させたりすることができます。

 

1.自閉スペクトラム症とは

コミュニケーションの場面で、

言葉や視線、表情、身振りなどを

用いて相互的にやりとりをしたり、

自分の気持ちを伝えたり、
相手の気持ちを読み取ったりすることが
苦手です。
また、特定のことに強い関心を

もっていたり、
こだわりが強かったりします。

また、感覚の過敏さを
持ち合わせている場合もあります。

 

2.注意欠如・多動症(ADHD)とは

発達年齢に比べて、落ち着きがない、
待てない(多動性-衝動性)、
注意が持続しにくい、
作業にミスが多い(不注意)といった
特性があります。
多動性−衝動性と不注意の両方が
認められる場合も、いずれか一方が
認められる場合もあります。

 

3. 学習障害(LD)とは

全般的な知的発達には問題がないのに、
読む、書く、計算するなど特定の
学習のみに困難が認められる状態をいいます。